
前の章「科学的説明から理解できる」で、「心とカラダが循環して軽く、ゆとりがある状態に “なる” 」ことを自転車の例で説明しました。
一般的なヨガでは、ネジの締め方やサドルの調整など、自転車のパーツをどう正確に扱うかを練習するため、ヨガのマットの上で行う技に限定したスキルアップになります。
そのため、1つ1つのスキルは上がりますが、それぞれのスキルが高くても「心とカラダが循環して、軽くなり、ゆとりがある状態」になるとは限らないですよね。また、自分の得意なパーツは伸びますが、不得意なパーツはスキルが伸びないままです。
当協会では、「あなたが自転車で行きたい場所に向かっている状態に “なる” 」(「心とカラダが循環して軽く、ゆとりがある状態に “なる”」 )プロセス全体をひとつの流れとしてトレーニングしていくため、ヨガのマットを離れた日常の中で、ヨガが自然に活かされていくようになります。
今まで他のヨガ養成校で学んできた知識・手法もまとめてトータルなスキルアップも可能です。自分自身を統合していくことで、より良い変化が促され、心とカラダのゆとりがもたらされるヨガを実践していける人になります。